妻曰く

プロジェクトマネージャーの妻による育児対応を巡る夫の記録

ブログを始めたきっかけ~妻の課題解決力

 2018夏に息子が生まれて大きな発見があった。

妻の課題解決力だ。

妻のお仕事はデジタルマーケティングのプロジェクトマネジメント。とは言っても、夫である自分には未知の領域すぎて具体的に何をしているのかほとんどわからなかった。

プロジェクト管理を育児に生かす 

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しかし我が家で「育児」という一大プロジェクトが始まると、妻はその実力を家庭で遺憾無く発揮し始めた。課題に直面したときの判断がロジカルで、明確なのだ。情報も夫からみても信頼できるソースから要領よく集めてくる。

子育てに関して全くの素人からのスタートにほかならないのは、2つ年下の妻も同じだったはず。だが、疑問に思ったことをぶつければ、何らかのクリアな答えなり、判断なり、提案なりがかえってくる。

もちろん仕事と同じで育児には不測の事態もある。でも妻はリスク管理もしつつ、一つ一つ課題を解決し、手ごたえをつかんでいる。

妻は3か月で職場復帰

息子は生活リズムも感情表現も落ち着いているようだ。我々夫妻はともに実家の手助けが受けられないが、育児サービスをうまく活用しながら、妻は出産3カ月で職場にフルタイムで復帰を果たした。離乳食なども楽しんでつくり、息子との時間も大切にしている。その活躍ぶりに妻を尊敬できる要素がまたひとつ増えた。

その一方で子育てに対して気後れするようにもなった。何かやろうとしても妻に「先回り」されている気がしたのだ。妻の妊娠中から子育てに割と気合いを入れすぎていたので、妻に知恵も実働も先を越されているような感覚が苦しく、妻の背中が遠くなるように感じた。子育てキャリアは同じはずなのに・・・。その思いは息子がまさに赤ちゃんという状態から、だんだん子どもという感じに育っていくほど強まっていった。

妻の提言でブログ立ち上げ

なにがきっかけかは忘れたがある日、その思いを妻にぶつけた。少しケンカのようになってしまったが、その中で妻はひとつの提案をしてくれた。妻曰く「取材をして原稿を書く仕事をしているのだから、我が家の子育てプロジェクトを記録したらいいのに」。プロジェクト管理が妻の専門分野なら、自分は質問をしてカギとなる発言を拾うのが仕事だ。夫としてこの提案をもとに何ができるか考えた。

これがブログを立ち上げたきっかけだ。

具体的な課題解決の実例から、どういうポリシーで判断しているかなどまで書いていけたらと考えている。育児は子どもの数だけ違いがある。妻の刺激を受ける夫の視点で我が家の育児メモを残してみようと思う。